<この記事でわかること>
1. 産後の体型の変化とその理由
2. 産後は痩せにくいと言われる理由
3. 脂肪吸引を活用した産後のボディメイク
4. 脂肪吸引は産後どれくらいから可能?
5. まとめ
産後の体型の変化とその理由
産後の女性の体にはどのような変化が起こり、それがどういった理由なのかを確認してみましょう。
妊娠中に増えた体重が戻らない
妊娠中の体重増加は、お腹にいる赤ちゃんの重さはもちろん、羊水や女性ホルモンの働きによる食欲の増加など、様々な理由が考えられます。
産後、妊娠で増えた分の体重がスルスルと落ちればいいのですが、そうはいかないのが産後の体。出産後は骨盤の歪みによって内臓の位置がズレやすく、代謝が低下して痩せにくい状態になります。
お腹の皮がたるむ
妊娠によって大きくなった子宮は、産後約6~8週間かけて収縮し、それとともにお腹も元の大きさに戻っていきます。この時、子宮が収縮すれば妊娠前のお腹に戻れるかと言うとそうではありません。一度伸びた皮膚は収縮しないので、たるんでしまうことがあります(ダイエットをして皮膚が余るイメージに近しいです)。
胸が萎む
産後しばらくは母乳が出るようになり、胸がパンパンに張って大きくなります。その後、授乳を終えた胸はボリュームを失い、皮膚がたるみ、しぼんだような形になってしまいます。
原因はお腹の皮膚がたるむのと同様、一度大きくなった胸の皮膚が伸びてしまうことです。
産後は痩せにくいと言われる理由
「産後は痩せにくい」とよく耳にしませんか? では、なぜ産後は痩せにくいと言われるのでしょうか。
理由1、骨盤の歪み
産後に痩せにくい理由としては、妊娠から出産にかけて広がって歪んだ骨盤が元の位置に戻っていないことが考えられます。
骨盤が正しい位置にないということは、胃腸や内臓の位置も正しくない可能性があります。内臓は正しい位置にないと100%の働きをしませんので、代謝が低下してしまいます。
理由2、筋肉量の減少
妊娠中のお母さんの身体は、赤ちゃんを守るために脂肪を蓄えやすい体質になります。そして、妊娠中にあまり身体を動かすことができなくなった分、筋肉量が減少。筋肉は身体の中でもエネルギーの消費量が多い組織なので、筋肉量の減少によってエネルギーの消費量も低下します。
理由3、消費カロリー < 摂取カロリーが上回る
「授乳すると痩せる」という噂を聞いたことがある人も多いでしょう。確かに授乳による消費カロリーは多いので痩せやすいイメージされますが、その分お腹がすくということも覚えておいてください。
お腹が空きやすい母乳育児で間食や暴飲暴食をすると、授乳で消費したカロリーを摂取カロリーが上回り、体重増加につながる可能性があります。
脂肪吸引を活用した産後のボディメイク
産前の体型に戻したいと思っても、育児で忙しい中、毎日継続的に運動や食事制限を続けるのは現実的に難しいもの。そんな方におすすめしたいのが、短期間で産前のような体型を取り戻せる脂肪吸引です。実際の症例を下でお見せしましょう。
産後のお腹の脂肪吸引(帝王切開の傷とたるみが強い方)
腹部全体・胸下・腰の脂肪吸引を受けられた方です。お腹には帝王切開の傷跡が残っており、下腹部は特に皮膚のたるみが強く出ていました。
「術後さらにたるむのでは?」と、仕上がりを心配されていましたが、写真の通りきれいに仕上がりました。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●上腹部200,000円 ●下腹部200,000円 ●側腹部200,000円 ●腹部全体(上下側腹部)400,000円 ●腰部(背面からのアプローチ)210,000円
産後の顔の脂肪吸引
妊娠・出産で太ってしまい、なかなか痩せられないとのお悩みでご来院されたモニター様。こちらのモニター様は顔(頬・顎下)の脂肪吸引をご希望されました。
その結果が下の写真です。フェイスラインがかなりスッキリしたのがお分かりいただけるでしょうか。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)220,000円 ●顎下(二重あご)220,000円 ●頬+顎下352,000円
産後の脂肪吸引+コンデンスリッチ豊胸
脂肪吸引とは少し逸れますが、産後の体型の崩れにお悩みでコンデンスリッチ豊胸を検討される方も少なくありません。
以下の写真の方は、妊娠・出産で太ってしまい、脂肪吸引とコンデンスリッチ豊胸をされた方です。帝王切開後、皮膚の癒着があり、そこに脂肪が乗ってしまうのが気になっていたとのこと。皮膚の癒着は改善できませんが、その線の上に乗っている脂肪を減らすことでポッコリ感を軽減することにしました。
いかがでしょう。気にされていたお腹はスッキリし、胸はボリュームアップしています。
■コンデンスリッチ豊胸:自分の脂肪を用いた豊胸術で、腹部や脚から吸引した余分な脂肪から特許技術によってコンデンスリッチファット(CRF)を生成してバストへ注入。不純物を含まない為、安全かつ自然にボリュームアップが可能。副作用(リスク): 術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円
脂肪吸引は産後どれくらいから可能?
産後の脂肪吸引は体調が回復し、貧血が改善されれば可能です。産後の体は非常にデリケートですので、最低でも2〜3ヶ月くらいは間を空けた方がいいと思います。お子様やご自身の体を第一に考えた上で施術をご検討ください。
また、先ほどの症例にもありましたが、帝王切開をご経験された方でも当院は施術可能です。傷跡の癒着がみられるケースもありますが、技術の高い医師が担当すれば問題なく手術が可能です。
まとめ
産後に体型が戻りにくい理由や、効率よく産後太りを解消できる脂肪吸引の効果をお見せしました。産後太り解消の参考になりましたでしょうか。
産後は育児や家事で動く機会が多いと思うので、ダウンタイムが短くて少ない方法をお選びください。当院は術後のダウンタイムを軽減する取り組みを行なっており、患者様の多くが手術翌日または翌々日から家事や職場復帰をされています。
術後の痛みを少なくできる理由については、以下のページをご覧ください。
▶︎手術したその日に歩ける、明日から働ける