顔の脂肪吸引は何cc取れば痩せる?最適な吸引量をご紹介!
2020.07.17 11:32
あなたにとって、部分痩せが難しいパーツはどこですか? 顔、二の腕、お腹、太もも、お尻、背中…様々なパーツがある中で、多くの方は「顔」を連想されたのではないでしょうか。体がそこまで太っていなくても、二重顎やフェイスラインのもたつきに悩まれる方も多いはずです。顔の脂肪吸引はそんな方々に選ばれており、当院でも人気の施術です。
今回は、
- ・顔の脂肪は何cc吸引すると効果が得られるのか?
- ・顔の脂肪吸引のメリット、デメリット
- ・脂肪溶解注射との比較
など、結果的に満足のいく小顔を手に入れるために知っておいていただきたいことをまとめました。
- 【モッズクリニックとは】
- 東京・銀座にある脂肪吸引・注入クリニック。
脂肪吸引と豊胸の症例は全て合わせると10,000件以上。HPで公開中の症例は1,600件以上。
脂肪吸引・注入に関する古い情報や間違った情報を正すべく、YouTubeなどでも積極的に情報を発信中。
<この記事でわかること>
1. 顔の脂肪吸引で脂肪を何cc取れば小顔になれる?
2. 実際の症例写真【40cc/50cc/90cc】
3. 顔の脂肪吸引が人気な3つの理由
4. 顔の脂肪吸引で注意したいこと
5. 小顔にするなら脂肪溶解注射もあり?
6. まとめ:顔の脂肪吸引で大切なこと
顔の脂肪吸引で脂肪を何cc取れば小顔になれる?
顔は元々ついている脂肪が少ないので、吸引できる量もさほど多くありません。
太ももやお腹など、脂肪量が多い部位は平均2,000~3,000ccほど吸引しますが、顔の場合は30cc〜80cc程度が平均です。多い方でも90〜100cc程です。
実際の症例写真【40cc/50cc/90cc】
30〜80ccは少ないと感じた方も多いかもしれません。
ここで、吸引量はそこまで重要視しなくても良いと言える証拠として、症例写真をお見せしましょう。
40cc取れた方【術前/術後3ヶ月】
【引用:ほほ顎脂肪吸引もモニター様3か月後/ボァイエ真希子オフィシャルブログ】
施術の説明:ベイザー波という超音波により脂肪組織を遊離させ、その後刃のない「カニューレ」という専用の器具で脂肪細胞を吸引除去する。吸引後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、皮膚はキレイに収縮し引き締まる。
施術費用:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円
副作用・リスク:術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。
こちらの方は40ccの脂肪が取れました。顎下の脂肪がなくなって、スッキリとしたのがお分かりいただけます。
40ccと聞くと少なく感じますが、十分な効果を実感していただけました。
50cc取れた方【術前/術後1ヶ月】
【引用:ほほ顎脂肪吸引モニター様1か月後/ボァイエ真希子オフィシャルブログ】
施術の説明:ベイザー波という超音波により脂肪組織を遊離させ、その後刃のない「カニューレ」という専用の器具で脂肪細胞を吸引除去する。吸引後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、皮膚はキレイに収縮し引き締まる。
施術費用:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円
副作用・リスク:術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。
元々小顔の方ですが、フェイスライン周りの脂肪が気になるとのことで、顔の脂肪吸引をされました。こちらの方は、先ほどの方よりも10cc多い、50ccの脂肪を吸引しています。
術後1ヶ月でまだむくみはありますが、耳下から顎にかけてのフェイスラインが際立ってきました。
90cc取れた方【術前/術後1ヶ月】
【引用:ほほ顎脂肪吸引1か月後/ボァイエ真希子オフィシャルブログ】
施術の説明:ベイザー波という超音波により脂肪組織を遊離させ、その後刃のない「カニューレ」という専用の器具で脂肪細胞を吸引除去する。吸引後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、皮膚はキレイに収縮し引き締まる。
施術費用:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円
副作用・リスク:術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。
フェイスラインがはっきりと分かるようになりたいというご希望で、脂肪吸引を受けられたモニター様です。
こちらの方は90㏄と、比較的多めの脂肪を吸引しました。顎下についている脂肪がなくなり、小顔になりました。フェイスラインもはっきりしてきました。
元々付いている脂肪量が違うだけに、仕上がりの満足度は脂肪吸引量だけでは測れないものなのです。
顔の脂肪吸引が人気な3つの理由
ここまでは、顔の脂肪吸引の吸引量と実際の写真をご紹介しました。次に、顔の脂肪吸引が人気の理由をご紹介します。
①1度の施術で部分痩せが可能
顔痩せは、ダイエットの効果を感じにくい傾向にあります。顔は、マッサージを頑張っても効果を得るには時間がかかり、時間をかけたからといって贅肉が落ちるわけでもない厄介なパーツですよね。
それが1度の脂肪吸引で、確かな効果を実感できます。術後はむくみや内出血などのダウンタイム症状があるものの、吸引量に比例してダウンタイムが短いのが特徴です。
②垢抜けた印象になる
輪郭のもたつきは、どこかぼやっとした印象になりがちです。
また、二重顎があると、体は痩せていても写真では太ってみられることがあります。
こうしたお悩みを顔の脂肪吸引で解消された患者様からは、「周囲に垢抜けたねと言われるようになった」とのお声をいただくことも。ダイエットで痩せると垢抜けた印象になる人がいるように、顔の脂肪吸引を受けた方の多くも垢抜け効果を実感されています。
また、顎下や頬の脂肪をすっきりさせることで、たるみのない、若々しい印象を与えることにもつながります。
③ダイエットよりもリバウンドしにくい
脂肪吸引は皮下脂肪を除去するので、脂肪細胞の数も減少します。術後、脂肪細胞が増えることはないので、急激に体重が増えなければリバウンドの心配はありません。
ちなみに、脂肪細胞は思春期以降増えることはないと言われています。つまり、ダイエットで痩せるのは「脂肪細胞の数は変わらず、細胞が小さくなった・萎んだ」という意味になります。よって、双方を比較したときにリバウンドしにくいのは、脂肪細胞の数を減らす脂肪吸引です。
顔の脂肪吸引で注意したいこと
顔の脂肪吸引の魅力をお伝えしましたが、メリットばかりではありません。施術を検討される際は、以下の2点にご注意ください。
①取り過ぎるとたるみや頬のコケにつながる
できるだけたくさんの脂肪を取ってほしいと希望する人も多いのですが、脂肪の取り過ぎは頬がこけてしまう原因になり得ます。頬こけの原因は、頬骨周辺の脂肪を取り過ぎてしまうことです。
また、脂肪吸引の機械や医師の技術次第では、皮膚がたるむこともあります。
なお、上記2つのリスクを防ぐために、当院では「皮膚の引き締め効果があるベイザー脂肪吸引を使用し、頬は適度に、顎下はガッツリ取ること」を重視しています。
②効果が感じられないことがある
このケースに当てはまる場合は、2つの原因が考えられます。
ひとつは顔の脂肪の量に対して吸引量が足りなかったケースです。これは単純にドクターの技術不足が原因でしょう。
もうひとつは、元々の皮下脂肪が少なかったケースです。これは、顔が大きく見えている原因が皮下脂肪ではなかった、つまり他の施術が適応だったと考えられます。
たとえばバッカルファットが多い方(バッカルファット除去が適応)、皮膚のたるみが強い方(フェイスリフトが適応)はこのケースに当てはまります。
「あなたはどっち? 脂肪吸引 or バッカルファット除去〜小顔施術の適応診断〜」
小顔にするなら脂肪溶解注射もあり?
脂肪溶解注射とは、気になる箇所に薬剤を注入して脂肪を溶解する施術です。溶けた脂肪は、老廃物として体外に排出されるようになっています。
顔の施術の場合、この2施術を比較する方も多いと思いますが、手軽さで言えば脂肪溶解注射、効果の高さで言えば脂肪吸引でしょう。
また、手軽に見えて意外に腫れるとも言われているので、やはり当院としては脂肪吸引がお勧めです。
まとめ:顔の脂肪吸引で大切なこと
顔の脂肪吸引において、「何cc取れたから良かった」という満足感は、それが結果的にデザイン的にきれいだったからです。たとえ脂肪がたくさん取れて痩せて見えても、美しい仕上がりでなければ、意味がありませんよね。
特に、顔は細かいパーツであり、洋服でカバーすることができません。少しでも脂肪を取り過ぎると、見た目の印象に影響するパーツですので、慎重な姿勢を持ってクリニック・ドクターを選んでください。
この記事の監修医師
モッズクリニック 院長長野 寛史
患者様一人ひとりに磨き上げた技術と信頼を。
経歴
- 1982年岩手県生まれ
- 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
亀田総合病院 入職 - 2008年東京慈恵会医科大学 入職
- 2012年THE CLINIC 入職
- 2013年THE CLINI 福岡院 就任
- 2015年THE CLINIC 東京院 就任
- 2016年モッズクリニック 開院
所属学会・資格
- 日本美容外科学会会員
- コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
- VASER Lipo認定医
- VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医
また、脂肪を取り過ぎると頬が痩ける失敗に繋がってしまうので、全員が100cc取れば小顔になれるわけでもありません。