<この記事でわかること>
1. 脂肪吸引とは
2. 顔の脂肪吸引のメリット
3. 顔の脂肪吸引のデメリット
4. 顔の脂肪吸引がおすすめのケース
5. 顔の脂肪吸引のダウンタイム経過【写真付き】
6. 顔の脂肪吸引における医師選びのチェックポイント
7. まとめ
脂肪吸引とは
脂肪吸引は、脂肪細胞を取り除く施術です。「カニューレ」と呼ばれる吸引管を挿入し、脂肪を直接取り除くことで、ボディラインの改善やシルエットの変化を得ることができます。
施術で用いる機器によって脂肪吸引の方法、ダウンタイムの程度などが大きく異なります。
シリンジ法
体への侵襲が少ない、手動式の脂肪吸引です。初期の脂肪吸引手術で用いられていた手法で、現在でも広く利用されています。
施術では注射器型の吸引器を使い、医師の手作業で脂肪を吸引していきます。局所的な脂肪吸引には適していますが、吸引範囲が広い部位や精密な脂肪吸引には向きません。
ボディジェット脂肪吸引
カニューレの先端から麻酔液を含んだジェット水流を噴出し、脂肪層と筋肉層の隙間を作ることで脂肪を吸引しやすくする方法です。高圧の水噴射によって脂肪組織が効率的に分離されるため、低侵襲で手術時間も短縮できます。
しかし、水を使う影響から、術後のむくみを助長してしまうデメリットもあります。
アキーセル脂肪吸引
高周波の振動を活用した方法です。カニューレの微細な前後運動により、脂肪をほぐしながら吸引していきます。
カニューレは細いものを使用するので、大幅な痩身効果が求められる脂肪吸引よりも、脂肪注入を前提とした脂肪吸引(脂肪採取)に適しています。
ベイザー脂肪吸引
多くのクリニックで使用されている脂肪吸引機器です。
特殊な超音波を照射によって脂肪を遊離し、刃のないカニューレで脂肪をやさしく吸引します。体への負担が少なく、術後の皮膚が収縮する効果も見込めます。
機器の性能が高い分、医師が上手く操作しないと取り過ぎや取りムラが生じてしまうので、医師選びには注意が必要です。
顔の脂肪吸引のメリット
当院の場合、顔の脂肪吸引では2箇所(頬・顎下)の脂肪を除去していきます。
ここでは、顔の脂肪吸引で得られるメリットをご紹介しましょう。
二重顎を解消できる
顎下は脂肪がつきやすく、顎を引いた時、笑った時の二重顎を気にされる方も多いのではないでしょうか。脂肪吸引では顎下の脂肪をガッツリ吸引するので、気になる二重顎が解消されます。
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
フェイスラインをシャープに
顔の脂肪吸引は二重顎だけでなく、フェイスラインのもたつき解消にも有効です。症例写真の通り、フェイスラインがハッキリするだけでお顔の印象が激変します。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
ダウンタイムが短く済む
顔の脂肪吸引と聞くと「術後数日は腫れてしまうのでは?」「周囲にバレないか不安」と思う方も多いと思います。
しかし、実際のダウンタイムは極めて短く、手術翌日には腫れが引き、内出血もコンシーラーで隠せる程度です。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
リバウンドしにくい
顔の脂肪吸引に限らず、脂肪吸引した箇所は脂肪細胞が減るので、リバウンドしにくくなります。ダイエットをしてもすぐに戻ってしまうとお悩みの方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
当然ながら、暴飲暴食が続くと他の部位に脂肪がつきやすくなるのでご注意ください。
顔の脂肪吸引のデメリット
顔の脂肪吸引には魅力的な点が多くありますが、同時にいくつかのデメリットや注意点も存在します。以下で詳しく見ていきましょう。
ダウンタイムがある
メリットの段落で「顔の脂肪吸引はダウンタイムが短い」とお伝えしましたが、ダウンタイムをゼロにすることはできません。
顔の脂肪吸引後は、痛みが3日〜1週間、腫れ・むくみが1週間、内出血が2週間、拘縮が術後3〜6ヶ月ほど続きます。
こうして見ると長く感じますが、目に見える腫れや内出血は2週間を目安に落ち着くので、体感的には「思ったより短かった」と感じる方が多いようです。
頬がこけるリスク
頬の脂肪吸引においては、頬がこけてしまう失敗リスクが考えられます。考えられる原因は①脂肪の取り過ぎ、②吸引してはいけない箇所にアプローチしてしまったことです。
いずれも医師の技術不足によって起こるトラブルですので、技術力が高い医師を選ぶことで回避できます。
高額な費用がかかる
顔の脂肪吸引は高い技術を要する手術です。そのため、費用も高額になる傾向にあります。保険適用外の自費診療ということもあって、自己負担も大きくなります。
また、施術費用の支払いだけでなく、圧迫着やインディバなど、術後のケア費用も考慮する必要があるでしょう。
顔の脂肪吸引がおすすめのケース
顔の脂肪吸引は、以下のような人に特におすすめです。
顔に脂肪がつきやすい人
遺伝や加齢以外の要因で、顎下部分に局所的な脂肪の蓄積が見られる人に適しています。
例えば、顔に脂肪がつきやすい方。体型は細身でも、顔周りの脂肪を気にして脂肪吸引される方も少なくありません。
遺伝的な要因で二重あごや丸顔になりやすい人
遺伝的な要因で二重あごや丸顔になりやすい人は、脂肪吸引によってスッキリとした印象に変えられます。
加齢による顔の変化が気になる人
加齢とともに進む顔の変化、例えば二重あごの増加など、そういった変化が気になる人に適しています。顎下が引き締まると、若々しい印象に仕上がります。
顔の脂肪吸引のダウンタイム経過【写真付き】
続いて、顔の脂肪吸引のダウンタイム経過について、実際の症例を交えながら解説していきます。
術前
こちらが術前の状態です。顎下、フェイスラインの状態を覚えておいてください。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
術前→手術翌日
手術〜3日ほどは腫れのピークになりますが、経過を見ると、大きく腫れ上がっている様子はありません。むしろ、既にフェイスラインが変化しているのがお分かりいただけると思います。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
術前→術後1週間
術後1週間は痛みや腫れ、むくみが落ち着く時期です。
フェイスラインから首周辺に内出血が出ており、この方の場合、ピークは既に超えています。内出血の色味は徐々に薄くなり、2週間を目処に消失します。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
術前→術後2週間
先ほどの1週間と比較すると、内出血が落ち着き、ほぼ消失しているのが分かります。
内出血は術後1週間ほどで落ち着く方もいるため、体質や吸引量によって個人差が生じやすいダウンタイムと言えます。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
術前→術後3週間
この時期になると、皮膚の凸凹や突っ張り「拘縮(こうしゅく)」を感じるようになります。拘縮は皮膚が薄い部分に出やすく、顎下に強い拘縮を感じる方が多いです。
これらの症状は3〜6ヶ月を目処に落ち着き、脂肪吸引が完成します。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
顔の脂肪吸引における医師選びのチェックポイント
顔の脂肪吸引は高度な技術を要する手術です。従って、専門性の高い医師のもとで施術を受けることが非常に重要です。
ここでは、施術の契約前に必ずチェックしていただきたい5つの項目をまとめました。医師・クリニック選びの参考にしてみてください。
ポイント①症例数の多さ
医師の経験値を表す指標となるのが「症例数」です。数多くの脂肪吸引を経験している医師は当然ながら経験値が高く、技術力も高くなります。
なかには知名度が高く、歴史が長いクリニックを検討される方も多いと思いますが、必ずしも経験豊富な医師が居るとは限りません。
気になるクリニックや医師を見つけた場合、公式サイトやSNSなどで脂肪吸引の症例数を必ず確認しましょう。
ポイント②症例写真の更新頻度
症例数の豊富さを謳っていても、症例写真がなければ技術力を判断することができません。
そこで、公式サイトやSNSで公開されている症例写真も欠かさずチェックしましょう。更新頻度が高く、様々な年代・体型の症例が掲載されているのが理想です。
注意したいのは、症例の更新頻度が少なく、明らかに結果の良い写真がごくたまに掲載されているケースです。症例数が少ない、または上手く行ったケースだけを載せている可能性があります。
ポイント③傷跡の数・位置
脂肪吸引の傷はクリニックによって位置や数に違いがあり、傷に対する考え方も様々です。
「傷跡はどこでも良い」とお考えの方も多いと思いますが、そのようなことはありません。どれだけ綺麗に細くなっても、傷が原因で好きなファッションやメイクができなくなってしまう可能性があるからです。
傷跡が目立たないよう配慮しているクリニック・医師を選ぶためにも、症例写真や施術の様子が分かる動画をチェックしてみてください。カウンセリングで質問するのもひとつです。
参考までに、当院の傷の写真をご紹介します。当院は目立たない箇所(耳の裏と顎下)に傷を作っているので、跡があることはほとんど分かりません。
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円価格(モニター価格/税込)●頬+顎下352,000円
チェックポイント④カウンセリングの質
気になるクリニックや医師の候補が出てきたら、カウンセリングに足を運びましょう。ここで確認しておきたいのが、カウンセリングの質です。
脂肪吸引のカウンセリングは、患者様の希望やお悩みを伺いながら、どんな仕上がりになるのか? どこから脂肪を吸引するのか? などをお話しする大切な時間。いくら経験豊富な医師でも、カウンセリングが5分程度で終わってしまうような内容では不安が残ります。
このまま施術に進むとコミュニケーション不足が生じ、「思った通りの仕上がりにならなかった」というトラブルの元になりますので、カウンセリングの充実度や医師の対応、人柄などは必ずチェックしておきましょう。
チェックポイント⑤オプションの有無
カウンセリングの流れは、医師による診断の後、カウンセラーから見積もりを渡されるのが一般的です。その際、見積もりに不要なオプションが含まれていないかを必ず確認しましょう。
例えば、公式サイト掲載の料金とはかけ離れた料金になっていた場合。顔は糸リフトの併用施術をおすすめされるケースが多く、知らぬ間に見積もりに組み込まれているかもしれません。
本来はオプションのない明朗会計が望ましいのですが、自由診療の美容外科ではこうしたトラブルが多く報告されています。このような経験をされた場合はハッキリと断るか「考えます」と伝えて一度持ち帰りましょう。
まとめ
顔の脂肪吸引のメリットとデメリット、ダウンタイムの詳しい経過、医師選びのポイントをご紹介しました。
顔の脂肪吸引を受ける上で多くの方が気にされているのが、ダウンタイムです。以下のページでは、実際の経過をご紹介しておりますので、参考にしてみてください。