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脂肪吸引

脂肪吸引注射の値段・費用相場はどれくらい?おすすめしない理由を解説

脂肪吸引注射は「ダウンタイムがほとんどなくて手軽にできる」「脂肪吸引と脂肪溶解注射の良いとこ取り」とも言われており、ここ数年でその名が知れ渡るようになりました。
そんな脂肪吸引注射ですが、脂肪吸引・注入施術専門のモッズクリニックではおすすめしていません。
今回は脂肪吸引注射のメリットとデメリット、当院がおすすめしない理由を詳しくご説明しますので、施術をお考えの方は必ずご一読ください。

<この記事でわかること>
1. 脂肪吸引注射とは?
2. 脂肪吸引注射の値段・費用相場
3. 脂肪吸引注射のメリット
4. 脂肪吸引注射のデメリット
5. 脂肪吸引注射をおすすめしない理由
6. 高い痩身効果を出すなら、脂肪吸引一択

脂肪吸引注射とは?

脂肪吸引注射とは、2mm未満の極細カニューレを使用し、手動で脂肪を吸い出す痩身施術です。
名称には「注射」とありますが、脂肪を取る原理は脂肪吸引と同じであり、実際は注射ではありません。誤解を招きやすい名称なので、認識を間違わないようご注意ください。

脂肪吸引との違い

脂肪吸引は皮膚を切開し、3〜4mm程度のカニューレを挿入して脂肪を取り除く施術です。一方の脂肪吸引注射では、皮膚を切開せず、1.5mm〜2mmの極細カニューレを使って手動で脂肪を吸い出します。脂肪吸引注射=簡易的な脂肪吸引とお考えください。

脂肪溶解注射との違い

脂肪溶解注射では、脂肪を溶かす薬剤を注入します。溶けた脂肪は老廃物(汗や尿など)として体外に排出される仕組みです。一方の脂肪吸引注射では、細いカニューレで脂肪を吸い出します。
名称だけ見るとかなり似ていますが、脂肪を減らす原理に大きな違いがあります。

対象部位

脂肪吸引注射が多く行われるのは、脂肪量が少ない顔周りです。
二の腕やお腹、太もも、お尻なども施術可能ではあるものの、元々ついている脂肪量に対して吸引量が少ないので、大幅な痩身効果は実感しづらいでしょう。

吸引量の目安

1つのエリアを8cm×8cm、または指を含まない手のひら1枚分と定めるクリニックが多く、吸引量の目安は1エリア単位5〜10cc程度と言われています。参考までに、頬・顎下の脂肪吸引注射を行なった場合の吸引量は15cc程度です。

脂肪吸引注射の値段・費用相場

脂肪吸引注射の値段・費用は施術部位や回数、クリニックによって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。

  • 頬、顎下、フェイスラインなど:3万円〜8万円/1エリア
  • 二の腕、肩:4.5万円〜8万円/1エリア
  • お腹、太もも、お尻:5万円〜10万円/1エリア

※モッズクリニック調べ

脂肪吸引注射のメリット

ここまでの説明で「脂肪吸引注射=簡易的な脂肪吸引」ということはご理解いただけたでしょうか。次は脂肪吸引と脂肪吸引注射を比較しつつ、脂肪吸引注射のメリットをご紹介します。

ダウンタイムが短い

脂肪吸引をした後は痛みや内出血、むくみなど(ダウンタイム)が術後1〜2週間程度続きます。その後拘縮が生じ、落ち着くのは術後6ヶ月頃。
脂肪吸引注射にもダウンタイムはあるものの、吸引量が少ない分、体への負担も最小限で済みます。脂肪吸引した時よりもダウンタイムの期間が短く、さらには症状も軽いと言われています。

傷跡が目立ちにくい

脂肪吸引注射は2mmに満たない極細カニューレを使って脂肪を吸引するため、脂肪吸引のように皮膚を切開する必要がありません。したがって、手術後の傷跡はほとんど目立ちません。

圧迫固定が必要ない

脂肪吸引では多くの脂肪を吸引するので、元々脂肪があった箇所と皮膚の間に空洞が生じます。術後はその空洞に血液や水分が溜まらないよう、一定期間の圧迫固定が必要です。
顔の場合で言うと、術後3日程度はフェイスバンドで固定する必要があるのですが、脂肪吸引注射は固定不要です。創部パッチを施術箇所に貼るだけなので、生活への支障が少なく済みます。
施術を受けたことを周りに隠したい方にとっては、バレの要因となる「圧迫着」が不要な点は大きなメリットと言えるでしょう。

脂肪吸引注射のデメリット

脂肪吸引注射のメリットに続いて、デメリットをご紹介します。

少量の脂肪しか吸引できない

先ほど「頬・顎下の脂肪吸引注射を行なった場合の吸引量は15cc程度」とお伝えしました。頬・顎下で30〜100cc程度の脂肪を吸引できる脂肪吸引と比較すると、脂肪吸引注射の吸引量は非常に少量であることが分かります。

ダイナミックな変化は期待できない

脂肪の吸引量が少ないということは、得られる効果も少ないということ。脂肪吸引注射をしても、効果を実感できない可能性があります。
顔周りのちょっとした脂肪をなくしたいとお考えの方には有効かもしれませんが、ダイナミックな変化を希望される方には不向きです。例えば太ももやお腹といった面積が広い部位の脂肪を、脂肪吸引注射で大幅に減らすことはできません。

ダウンタイムはゼロではない

脂肪吸引注射はダウンタイムが軽いというだけで、カニューレで脂肪を吸う以上、必ず痛みや腫れなどのダウンタイムは発生します。程度としては軽いものになりますが、それは吸引量が少ない(=痩身効果が低い)からです。

脂肪吸引注射をおすすめしない理由

脂肪吸引を専門とするモッズクリニックでは、このような理由から脂肪吸引注射をおすすめしていません。

  • メリットよりもデメリットが上回る
  • 確実な痩身効果が見込めるのは「脂肪吸引」
  • 脂肪吸引注射で効果を得られず、脂肪吸引を選択される方が後を絶たない

脂肪吸引注射の経験者からお話を伺うと「満足の行く仕上がりにならなかった」と仰る方がほとんど。その後当院の脂肪吸引で痩身効果を実感され、「最初から脂肪吸引にしておけば良かった」と仰る方も少なくありません。

脂肪吸引の効果を実感いただけるのは非常に喜ばしいことですが、患者様の体の負担や予算面を考えると、一度で効果を出すに越したことはありません。
実は一度脂肪を触った箇所は線維化して硬くなるので、脂肪吸引注射後に同じ箇所を脂肪吸引をする場合、施術の難易度が高くなるというデメリットもあります。

皆さまが後悔しないためにも、手軽さや費用の安さだけで脂肪吸引注射を選択しないようにしていただきたいというのが、当院の願いです。

高い痩身効果を出すなら、脂肪吸引一択

手軽さ重視で脂肪吸引注射を選ぶ方も多いとお伝えしましたが、昨今の脂肪吸引技術なら、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。そういった意味でも、脂肪吸引注射を選ぶ必要性はあまりないように思います。
せっかく手術をするなら、確かな痩身効果が見込める脂肪吸引がおすすめです。

顔(頬・顎下)の脂肪吸引症例

顔の脂肪吸引術前顔の脂肪吸引3ヶ月後

顔の脂肪吸引 3か月経過/長野寛史 オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)220,000円 ●顎下(二重あご)220,000円 ●頬+顎下352,000円

腕(二の腕・肩)の脂肪吸引症例

二の腕の脂肪吸引術前二の腕の脂肪吸引6ヶ月後

二の腕の脂肪吸引 半年経過/長野寛史 オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●二の腕(両腕)220,000円 ●肩220,000円 ●二の腕+肩418,000円

腹部(お腹・腰)の脂肪吸引症例

お腹の脂肪吸引術前お腹の脂肪吸引6ヶ月後

お腹の脂肪吸引 半年経過/長野寛史 オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●上腹部220,000円 ●下腹部220,000円 ●側腹部220,000円 ●腹部全体(上下側腹部)440,000円 ●腰部(背面からのアプローチ)231,000円

下半身(太もも・お尻)の脂肪吸引症例

太ももの脂肪吸引術前太ももの脂肪吸引3ヶ月後

太ももの脂肪吸引 3か月経過/長野寛史 オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●太もも内側(両脚)220,000円 ●太もも外側(両脚)220,000円 ●太もも前面(両脚)220,000円 ●太もも全体605,000円 ●太もも全体+膝660,000円 ●太もも全体+お尻726,000円 ●太もも全体+膝+お尻825,000円

この記事の監修医師

長野寛史 院長

モッズクリニック 院長長野寛史 院長

患者様一人ひとりに磨き上げた技術と信頼を。

経歴

  1. 1982年岩手県生まれ
  2. 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
    亀田総合病院 入職
  3. 2008年東京慈恵会医科大学 入職
  4. 2012年THE CLINIC 入職
  5. 2013年THE CLINI 福岡院 就任
  6. 2015年THE CLINIC 東京院 就任
  7. 2016年モッズクリニック 開院

所属学会・資格