豊胸手術の特徴をそれぞれ教えてください。
(1)シリコンバッグ豊胸・・・シリコンインプラントをバストに挿入する施術です。
【メリット】
バッグの触感・サイズともにバリエーションが豊富で、理想のバストサイズを実現できます。
【デメリット】
人工物ゆえに、
・触感が硬い ・仰向けになっても流れない ・胸だけ冷たい
といった不自然さ、違和感があるでしょう。
また、バストが異常に硬くなる「カプセル拘縮」やバストが変形する「バッグ破損」といった術後のトラブルも多数報告されています。
(2)ヒアルロン酸豊胸・・・ヒアルロン酸をバストに注入する施術です。
【メリット】
注射器を使って注入するため、ダウンタイムがほとんどありません。加えて手術時間が短く、傷跡も目立たないのがメリットです。
【デメリット】
注入するヒアルロン酸の粒度によって差があるものの、持続期間は半年〜2年程度です。そのため、サイズを維持する場合は施術を繰り返し受けなければなりません。
また、シリコンバッグ同様に人工物のため、体の拒絶反応から「しこり」を生じるケースも多いです。
(3)脂肪注入豊胸・・・脂肪吸引した脂肪を、バストに移植してバストアップを図る施術です。
【メリット】
バストに注入するのは自分の脂肪ですから、拒絶反応がなく、見た目も触感も自然です。
また、体の気になる箇所から脂肪を採取すれば、メリハリのあるボディラインになれます。
【デメリット】
脂肪の質や注入時の条件によっては、しこりが生じるこ/とがあります。ただ、医師が「しこりを作らないための注入量・注入技術」を熟知していれば、回避できるデメリットです。
その他、脂肪吸引箇所のダウンタイムも懸念されますが、術後のダウンタイムは様々な取り組みで軽減できます(詳しくはこちら「短く抑えたダウンタイム」)。