<この記事でわかること>
1. コンデンスリッチ豊胸とは?
2. コンデンスリッチ豊胸のダウンタイム症状
3. コンデンスリッチ豊胸の経過写真ご紹介
4. コンデンスリッチ豊胸のダウンタイム中に控えること
5. コンデンスリッチ豊胸後のダウンタイムに関するQ&Aまとめ
6. 施術の流れ
7. まとめ
コンデンスリッチ豊胸とは?
コンデンスリッチ豊胸は、脂肪注入による豊胸術のひとつです。
注入する脂肪は、しこりの原因となる不純物を取り除いて濃縮した脂肪「コンデンスリッチファット」です。脂肪は患者様ご自身の体(太ももやお腹)から採取するので、バストアップと痩身効果が同時に叶います。
以下ではコンデンスリッチ豊胸の特徴を3つご紹介します。
特徴1:脂肪の定着率が大幅にアップ
従来の脂肪注入の豊胸は脂肪に不純物(死活・老化細胞)が含まれているので、しこりのリスクが高くなり、定着率が低くなってしまっていました。一方、コンデンスリッチ豊胸の脂肪は不純物を取り除いた良質な脂肪なので、しこりのリスクを回避しながら定着率を高めることが可能です。
双方の定着率を比較すると、従来の方法は定着率40%に対して、コンデンスリッチ豊胸は80%と言われています。
特徴2:しこりリスクを回避
しこりの原因は、注入した脂肪に酸素や栄養が行き届かず、壊死してしまうことです。従来の脂肪注入では、不純物が含まれる脂肪を使用していたため、術後のしこりトラブルがありました。
一方、不純物を取り除いた健全な脂肪のみを注入するコンデンスリッチ豊胸は、しこりや脂肪壊死のリスクを抑えることができます。
特徴3:効果は半永久的
コンデンスリッチ豊胸後は術後3ヶ月ほどかけて脂肪が定着します。老化による脂肪の減少でバストサイズが小さくなることはあり得ますが、注入した脂肪が吸収されて小さくなることはありませんので、効果は半永久的です。
また、注入するのは自己組織ですので、入れ替えまたは再注入といったメンテナンスの必要もありません。
コンデンスリッチ豊胸のダウンタイム症状
続いては、この記事の本題である「コンデンスリッチ豊胸のダウンタイム」についてお話ししていきます。
腫れ
脂肪を注入すると、手術直後が一番大きい状態になります。それは脂肪注入によるバストアップと、手術の注入操作の刺激による腫れが生じるからです。
この腫れのピークは術後1週間頃までで、術後2週間程度を目安に落ち着きます。
また、脂肪吸引した箇所は除去した脂肪の周辺組織が炎症を起こして腫れが生じます。ピークは手術当日から術後3日ほどまでで、術後1週間を目安に落ち着いていきます。
内出血
バストの内出血は、脂肪注入に用いる針の刺激によって起こります。ピークは術後1週間頃までで、落ち着くのはおよそ術後2週間頃です。
腫れと同じく脂肪吸引部位にも内出血があらわれ、術後2週間頃を目安に落ち着きます。
痛み
脂肪吸引・注入操作の刺激によってバスト、吸引患部に痛みが生じます。ピークは手術当日の麻酔が切れてから術後2~3日までで、動けないほどの痛みではありません。術後1週間頃には落ち着きます。
むくみ
脂肪吸引をした箇所に生じるむくみ。原因は手術中・手術後の出血やリンパ液が患部に溜まること、手術による体の水分代謝の低下が考えられます。
ピークは術後1週間頃からで、落ち着く時期は術後2週間~1ヶ月が目安となります。
拘縮(こうしゅく)
拘縮は、脂肪吸引部位に起こる症状です。脂肪を取り除いて空洞になった部分の周辺組織がお互いにくっついて回復する過程で起こります。
症状が出るのは、術後3週間~1ヶ月頃。皮膚表面の凸凹や動かした時のつっぱり感が出始め、術後3~6ヶ月で落ち着きます。
コンデンスリッチ豊胸の経過写真ご紹介
この章では、当院で行なったコンデンスリッチ豊胸の症例をご紹介します。手術翌日~半年後までの様子をまとめました。
手術翌日
手術の翌日は手術時の注入操作の刺激で腫れますので、当日及び翌日はバストが一番大きい状態になります。
このモニター様は内出血の程度が弱めの方でしたので、これよりもう少し強く出る方が多いです。内出血の出やすさは体質によって個人差が出るので、その点を踏まえて参考にしてみてください。
■施術: コンデンスリッチ豊胸
施術の説明: 自分の脂肪を用いた豊胸術で、腹部や脚から吸引した余分な脂肪から特許技術によってコンデンスリッチファット(CRF)を生成してバストへ注入。不純物を含まない為、安全かつ自然にボリュームアップが可能。 施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円
術後1週間
術後1週間にもなると内出血の色味が黄色くなり、落ち着いてきているのが分かります。この時点でもまだ腫れやむくみが出ているので、写真よりはやや小さくなって落ち着くとお考えください。
内出血の程度は標準的で、ここからさらに1週間程度で落ち着きます。
■施術: コンデンスリッチ豊胸
施術の説明: 自分の脂肪を用いた豊胸術で、腹部や脚から吸引した余分な脂肪から特許技術によってコンデンスリッチファット(CRF)を生成してバストへ注入。不純物を含まない為、安全かつ自然にボリュームアップが可能。 施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円
術後1ヶ月
バストの内出血、腫れが落ち着きました。自然で豊胸したとは思えないバストになったのではないでしょうか。ボリュームアップはもちろん、形も美しくなっていますね。
まだ定着まで時間があるので、とにかくこの時期は痩せないようにすることが大切です。
施術の説明: 自分の脂肪を用いた豊胸術で、腹部や脚から吸引した余分な脂肪から特許技術によってコンデンスリッチファット(CRF)を生成してバストへ注入。不純物を含まない為、安全かつ自然にボリュームアップが可能。 施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円
術後3ヶ月
注入した脂肪が定着する術後3ヶ月。この時点で脂肪はバストに定着しているので、ここから吸収されて減ってしまうようなことはありません。
施術の説明: 自分の脂肪を用いた豊胸術で、腹部や脚から吸引した余分な脂肪から特許技術によってコンデンスリッチファット(CRF)を生成してバストへ注入。不純物を含まない為、安全かつ自然にボリュームアップが可能。 施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円
コンデンスリッチ豊胸のダウンタイム中に控えること
脂肪注入豊胸においては、少しでも定着率を高めることが重要です。ここでは、定着を妨げないように気を付けたいポイントをご紹介します。
喫煙
喫煙は脂肪の定着を妨げる可能性があるので、術後は禁煙、またはなるべく控えましょう。喫煙は血管を収縮させる作用があり、脂肪に酸素や栄養が行き届きにくくなってしまいます。
ダイエット
脂肪の定着を高めるには、脂肪を減らさないことが重要です。そのため、ダウンタイム中はダイエットを控えて、バランスの取れた食事を意識しましょう。
とにかく痩せないことが大事であるとお伝えしましたが、無理に太る必要はありません。
ワイヤー入りブラジャーの着用
一般的なワイヤー入りのブラジャーはバストを締め付けてしまう恐れがあり、定着面への影響が考えられます。そのため、最低でも術後1ヶ月、できれば3ヶ月はワイヤー入りブラジャーの着用をお控えください。
それまではパッド付のキャミソールやスポーツブラなど、胸を押さえ過ぎない柔らかい素材のものの着用がおすすめです。
コンデンスリッチ豊胸後のダウンタイムに関するQ&Aまとめ
ここでは、コンデンスリッチ豊胸をお考えの方からよく聞かれる、ダウンタイムに関する質問をまとめてみました。
Q1.いつから仕事復帰できますか?
A. 職種にもよりますが、デスクワークでしたら手術の翌日または翌々日から可能です。
手術翌日から仕事復帰される患者様も多いのですが、手術翌日はゆっくり休んで翌々日から仕事に行くくらいの余裕があっても良いかと思います。
Q2.いつからジムに行けますか?
A. 術後1週間の抜糸が済めば、ジムで大量に汗をかく運動をしても構いません。
ただし、バストが揺れないよう、体にフィットしたスポーツブラをご着用ください。
Q3.いつから胸を触られても大丈夫ですか?
A. 「見た目や触り心地」という観点から言えば、内出血が落ち着く術後2週間頃です。
一方、「定着」という観点から言えば、術後3ヶ月頃となります。術後3ヶ月以前は強く刺激することが良くないので、軽く触られるくらいでしたら術後2週間を目安としていただいて良いかと思います。
Q4.術後に授乳しても大丈夫ですか?
A. 麻酔の影響がありますので、手術当日と翌日の授乳はお控えいただきますが、その後は問題ありません。
コンデンスリッチ豊胸で脂肪を注入するのは大胸筋下、乳腺下、皮下です。母乳は乳腺と乳管で作られるので、コンデンスリッチ豊胸が母乳に影響することはありません。
施術の流れ
ここでは、当院の場合のコンデンスリッチ豊胸の施術の流れをまとめています。
予約
インターネットなどで情報収集をした後は、電話やホームページからクリニックに予約を入れましょう。スケジュールを調整し、カウンセリングの日時を決定します。
医師によるカウンセリング
まずは患者様がどのようなところに悩んでいるか、どのような要望があるかといったお話しを伺います。その後、施術の適応有無や脂肪採取の部位の触診を行い、リスクや詳しい術後の経過などをご説明します。不安な点がある方はなんでもご質問ください。
見積もり確認・施術日の決定
ドクターカウンセリング後は受付よりお見積りをお出しします。持ち帰ってじっくり考えていただくのも良いですし、そこで施術を決定された方は施術日を決めていきます。
体調確認
施術前日は、お電話にて患者様の体調を確認します。お食事は手術の6時間前までにお済ませください。
デザインの確認
施術当日はリラックスしてお越しいただければと思います。施術範囲を確認し、マーキングをしながら細かくデザインをしていきます。
麻酔・施術
患者様への負担が少ない静脈麻酔を用いて、施術をスタートします。
まずは脂肪吸引をしてバストに注入する脂肪を採取し、脂肪をコンデンスリッチファットに加工。バストに注入していきます。
なお、施術中は患者様は静脈麻酔で眠った状態なので、起きたら施術が終わっているイメージです。
休息
施術後は、テーピングをしてサポーターをご着用いただきます。麻酔から覚めるまではゆっくりとお過ごしください。
その後、術後の経過やお薬について改めてご説明し、帰宅となります。麻酔の影響があるので、車の運転は避けてください。
経過確認・アフターケア
術後は、抜糸や経過確認のため何度かご来院いただきます。何か不安やお困りのことがあれば、気軽にご相談ください。メールでのご相談でも構いません。
まとめ
コンデンスリッチ豊胸のダウンタイムは、脂肪注入したバストと脂肪吸引部位の2つ
特に脂肪吸引に関しては「ダウンタイムが過酷」というイメージが拭えないかもしれませんが、意外とそのようなことはありません。
先ほどもお話ししたように、当院の患者さまは翌日または翌々日からお仕事に復帰されています。痛みがゼロとはいかないものの、当院は独自の技術で抑える工夫を行なっていますから、痛みやダウンタイムが不安な方はぜひご相談にお越しください。
また、コンデンスリッチ豊胸では太ももから脂肪を採取することが多いので、太ももの脂肪吸引のダウンタイムに関する記事も載せておきます。併せてご覧ください。