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脂肪吸引

脂肪吸引後に顔が腫れる期間と回復経過を早める方法

顔の脂肪吸引は他の部位に比べて吸引量が少ない部位です。多い方でも100ccほどの吸引量なので、他の部位よりもダウンタイムが短い傾向にあります。
とは言っても、顔は人目に触れる部位。そのため、術後の腫れや内出血を気にされる方も少なくありません。
そこで、今回の記事では、顔の脂肪吸引を検討中の方必見の「脂肪吸引後の腫れ」について触れていきます。腫れの原因から実際の術後経過、症状を緩和するアフターケアまで、脂肪吸引専門クリニックのドクターが解説します。

<この記事でわかること>
1. 脂肪吸引後に顔が腫れる理由
2. 脂肪吸引後の腫れは何に影響する?
3. 脂肪吸引後の顔の腫れと術後経過
4. 顔の脂肪吸引から仕事復帰できるまでの期間
5. 脂肪吸引後の顔の腫れを早く回復させるためにできること
6. 腫れが引かない?脂肪吸引術後に異変を感じた場合にやるべきこと
7. まとめ

脂肪吸引後に顔が腫れる理由

脂肪吸引の手術では「カニューレ」と呼ばれる吸引管を挿入し、脂肪を除去していきます。腫れの原因は、手術によって患部がダメージを受け、炎症を起こすためです。
また、腫れと混在しやすい「むくみ」は、手術で用いる麻酔液や体の水分が体内に蓄積することで起こります。

脂肪吸引後の腫れは何に影響する?

ここでは、当院が実際に行なっている「術後の腫れを少なくするポイント」をご紹介します。顔の脂肪吸引をお考えの方は、以下のポイントを参考にクリニックを選んでみてください。

カニューレの細さ

施術によって体がダメージを受けると、内出血や腫れ、痛みが生じます。その要因のひとつが、先ほどもお話しした「カニューレ」です。
手術中にカニューレを何度も往復させたり、強引に動かしたりすると組織に負担がかかります。そうなると、術後に強い腫れが生じるのです。逆に言えば、カニューレのサイズや動かし方によっては症状を抑えることができます。
当院では、本来直径4.6mmのカニューレを使用するところ、直径3.0mmの極細のものを使用します。組織へのダメージを抑え、痛みや腫れを最小限も抑えます。

麻酔液

脂肪吸引を行う際、患部にチュメセントと呼ばれる麻酔液を注入します。この麻酔液は術後に水分として体内に残り、腫れやむくみの原因に。つまり、麻酔液を外に出せば、症状を軽減できます。
当院では、術後と患者様が目覚めてからの2度、看護師の手によって麻酔液を絞り出しています。感覚としては「痛気持ち良い」に近く、絞り出すと患部がスッキリします。

また、当院の場合、顔の脂肪吸引では顎下と耳の裏に数ミリ単位の小さな傷を作ります。手術後は顎下の傷を縫合しますが、耳裏の傷に関しては縫合せず、開けておきます。
そうすることで寝ている間に耳裏から麻酔液が出ていくので、翌日の時点で腫れ・むくみが少なく、スッキリしたと実感していただけます。

脂肪吸引後の顔の腫れと術後経過

以下では、具体的に顔の脂肪吸引後の「腫れ」がどのように引いていくのか、当院の症例をお見せしながらご説明します。腫れ以外の症状についてもご説明しますので、経過の参考にしてみてください。
※当院はあらゆる手法で術後の腫れを抑えているので、一般的に言われる腫れの期間よりも少なく済みます。

翌日

手術直後は麻酔液の影響でリスのように腫れますが、麻酔液を外に出すことで、翌日の時点でフェイスラインがスッキリします。
なお、腫れたとしてもマスクで隠せる程度です。写真を見ても分かる通り、パンパンに腫れ上がるということはありません。

■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円

1週間後

次の日(2日目)からは少しむくみますが、時間の経過とともに落ち着いていきます。
以下の写真は、術後初期に生じる痛みや腫れが落ち着く時期、術後1週間の様子です。むくみや内出血が出ている時期ではありますが、そこまで目立ちません。

顔の脂肪吸引術前写真顔の脂肪吸引1週間後

■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円

2週間後

術後2週間もするとむくみが落ち着き、内出血も分からないくらいになります。フェイスラインの明らかな変化がお分かりいただけるのではないでしょうか。

顔の脂肪吸引術前の様子顔の脂肪吸引2週間後の様子

ほほ顎脂肪吸引の細かな経過/ボァイエ真希子オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円

3週間後

術後3週間は、顎下のつっぱり感や皮膚の硬さを感じる時期です。これは拘縮(こうしゅく)と呼ばれるダウンタイム症状で、施術によって傷ついた皮膚の細胞組織が回復しようとしているために起こります。
脂肪吸引でできた空洞(脂肪を取り除いたスペース)に皮膚がくっつく過程で、皮膚表面が凸凹したり、硬くなったりします。最初は不安になるかもしれませんが、皮膚が引き締まっているサインですのでご安心ください。

顔の脂肪吸引術前の様子顔の脂肪吸引3週間後の様子

ほほ顎脂肪吸引の細かな経過/ボァイエ真希子オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円

1ヶ月後

ほとんどの方が効果を実感できるようになるのが、術後1ヶ月です。腫れやむくみといった症状はなく、残すは拘縮のみとなります。
症状を緩和させるには、マッサージやインディバ、半身浴などで体の血行を良くするのがポイントです。

顔の脂肪吸引術前顔の脂肪吸引術後1ヶ月

お顔の脂肪吸引 術後1ヵ月の経過/北條誠至オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円

3ヶ月後

早い方ですと、術後3ヶ月くらいから拘縮の症状が改善していきます。1ヶ月でも十分な効果は感じられますが、拘縮が落ち着くとより引き締まった仕上がりになります。
3ヶ月のフェイスラインの状態は完成まであと一歩といったところ。術後半年で完成です。

顔のベイザー脂肪吸引症例(術前)顔のベイザー脂肪吸引症例(術後1ヶ月)

■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円

▶︎当院の「顔(頬・顎下)の脂肪吸引」はこちら

顔の脂肪吸引から仕事復帰できるまでの期間

仕事復帰のタイミングは、当院の患者様は翌日もしくは翌々日には復帰されています。もちろんお休みが取れる方は2、3日お休みされても良いかとは思いますが、顔の場合は特に腫れや内出血が少ないので、絶対休まないといけないということはありません。
長期休暇や3連休の活用、または金曜日に手術して土日休み、月曜から仕事といったスケジュールを組まれる方もいらっしゃいます。

脂肪吸引後の顔の腫れを早く回復させるためにできること

この段落では、脂肪吸引後の顔の腫れを早く回復させるためにできるアフターケアを複数紹介します。

患部を冷やす

脂肪吸引後の患部は、カニューレなどの器具の操作で傷付いています。これによって炎症を起こして熱を持っている状態なので、術後数日間は患部を冷やすのもひとつです。
注意点としては、冷却剤を直接患部に当てないことです。冷やし過ぎると逆効果になりますので、タオルを巻いて間接的に冷やしましょう。
また、患部を冷やすのは腫れが目立つ術後3日目までを目安にお考えください。むくみが出てくる期間中にアイシングをすると血流が悪くなってしまい、むくみを助長してしまう可能性があります。

フェイスバンドで適切な圧迫固定をする

脂肪吸引後のフェイスバンドによる圧迫固定は、腫れを緩和する効果があります。手術当日の固定は必須で、当日以降はできる範囲(帰宅時・就寝時など)で着用するのがお勧めです。
なお、着用期間はクリニックによって方針が異なり、当院の場合は1週間程度の着用をお勧めしております。圧迫固定が仕上がりに影響することはないので、腫れやむくみを緩和するため、症状が気になる期間に着用ください。

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腫れが引かない?脂肪吸引術後に異変を感じた場合にやるべきこと

通常、腫れのピークは上記にも説明したように、3日目までであることがほとんどで、個人差を考慮したとしても1週間程度で落ち着きます。
もし万が一、術後1週間を過ぎても腫れが引かない場合、いくつかの要因が考えられます。よくあるのが、むくみと混在してしまっているケース、もしくは手術によって組織が大きく傷付き、腫れが生じているケースです。
また、当院で起こったことはありませんが、細菌が皮膚に入ってしまって腫れが生じる可能性も稀にありますので、異変を感じた際は担当医に相談し、医師の指示を仰ぎましょう。

まとめ

顔の脂肪吸引を希望される方の多くが心配されるのが、術後の腫れ。「きちんと引いてくれるのか?」「いつごろ仕事に復帰できるのか?」など、洋服で隠せる部分ではない部位ならではの懸念点ではないでしょうか。
しかし、上でもお話しした通り、術後の腫れは通常3日程度で治まります。その後腫れていると感じるのは、むくみであることが多いです。
営業職や接客業など、人と接する職業の方は、腫れやむくみを少なくする方法を選択しているクリニックで施術をされてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修医師

北條 誠至

モッズクリニック大阪院 院長北條 誠至

女性の美への情熱に応えるスペシャリストに。

ドクター紹介

消化器外科医として大腸がんをはじめとする多くの難易度の高い手術を手掛ける。その後、乳がんの診療に携わる中で女性のボディラインへの強い想いを感じたことをきっかけに、美容外科医への転身を決意。
数多くの難手術を成功させてきた確かな技術を、ボディデザインの技術に昇華させることで患者様からの細かな要望に応えている。

経歴

  1. 1980年東京都生まれ
  2. 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
    厚木市立病院 入職
  3. 2008年東京慈恵会医科大学 入職
  4. 2019年モッズクリニック 入職