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脂肪吸引

更新日:2024年2月29日

脂肪吸引でたるみは解消できる?皮膚のたるみの原因やおすすめの施術とは?

「脂肪吸引をすればたるみが解消できますか?」
「脂肪吸引を受けたことでたるみが出てしまうのでは?」
カウンセリングやメール相談でいただく機会が多い、たるみのご質問。そこで今回は、脂肪吸引とたるみにフォーカスした記事を執筆しました。
脂肪吸引前からたるみがある場合、脂肪吸引によってたるみが生じる場合などをご紹介します。たるみを不安視されていた方の施術例も載せておりますので、是非ご覧ください。

<この記事でわかること>
1. 気になるたるみ。脂肪吸引で解消できる?
2. 脂肪吸引で皮膚が余計にたるむことはある?
3. 術後のたるみを抑える!おすすめの脂肪吸引法
4. 本当にたるまないのか?ベイザー脂肪吸引の症例紹介
5. お腹の脂肪吸引
6. 脂肪吸引後の圧迫着とたるみの関係性
7. 脂肪吸引だけでは対応できないたるみに対する治療
8. まとめ

気になるたるみ。脂肪吸引で解消できる?

まず前提として、脂肪吸引は脂肪を除去する手術であり、たるみを改善するための治療ではありません。皮膚のたるみだけにお悩みであれば、余った皮膚を切除する施術やタイトニング施術が適応する可能性が高いでしょう。

ただし、頬や顎下は皮下脂肪の蓄積によって皮膚がたるんだように見えているケースもあります。その場合は脂肪吸引による改善が見込めますので、まずはたるみの原因を知ることが大切です。お悩みの方は一度カウンセリングに行って、医師の診察を受けてみましょう。

脂肪吸引で皮膚が余計にたるむことはある?

「脂肪吸引をするとたるみが出てしまうのではないか」と心配される方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください。脂肪吸引をしたからといって皮膚が余計にたるむことは基本的にはありません。では、なぜ術後にたるむと思われてしまうのでしょうか?

皮膚が余ると思われがちだが、きちんと引き締まる

脂肪吸引では皮下脂肪を除去するので、除去した皮下脂肪と皮膚の間に空洞が生じます。これによって余った皮膚がたるんでしまうのではないかと懸念される方も少なくありません。
しかし、適切な脂肪吸引をすれば、皮膚と組織がくっついて空洞部分が埋まり、たるむことはありません。
この過程で起こるのが「拘縮(こうしゅく)」と呼ばれるダウンタイム症状です。元々皮下脂肪があった空洞部分の皮膚と組織がくっつく過程で起こる、拘縮。皮膚表面に凸凹ができたり、患部を動かした際にツッパリ感が出たりします。
皮膚の状態に驚かれ、心配になってしまう方もいらっしゃるのですが、皮膚が引き締まっている証拠です。術後3週間~1ヶ月頃から出始め、術後3~6ヶ月頃を目安に落ち着きます。

失敗によってたるみが生じるケースもある

脂肪吸引というのは、ただ闇雲に脂肪を除去すれば良いわけではありません。体全体・隣接する部位とのバランスを見ながら術後の仕上がりをイメージし、脂肪を除去したり、あえて残したりしてボディラインを整えていくものです。
ですから、術後の皮膚が組織とくっつくと言っても、必要以上に脂肪を取り過ぎてしまえば、たるみを引き起こす可能性は十分にあります。原因は、皮膚のハリ以上に脂肪を取り除いてしまうことです。

肥満体型の方、60代以降の方はたるみが出ないか要相談

元々の脂肪量がかなり多い方や60代以降の方の場合、皮膚が伸びきってしまっている=術前の時点でたるみが見られるケースがあり、この状態で脂肪吸引をすると、さらにたるむ可能性が出てきます。
そのため、該当する方はカウンセリングで必ずたるみに関して聞いておく必要があるでしょう。当院の場合、よほどのことがない限りはベイザー脂肪吸引で対応できるケースも多いので、まずは一度ご相談ください。

術後のたるみを抑える!おすすめの脂肪吸引法

これまでお伝えしてきた通り、適切な方法で施術を行えば、脂肪吸引で皮膚がたるむことはありません。
ハッキリ申し上げると、脂肪吸引施術で皮膚がたるんでしまうのは「医師の技術不足」と「機器」に原因があります。技術力の高い医師を選ぶこと、性能が高い機器を選ぶことが、たるみのリスク回避に繋がるでしょう。

当院では術後のたるみリスクを回避するため、「ベイザーリポ」と呼ばれる機器を使った脂肪吸引を行なっています。
これは「ベイザー波」と呼ばれる特殊な超音波を照射し、脂肪を柔らかくしてから除去する方法です。皮膚と組織を繋ぐ線維組織を温存したまま脂肪を除去できるので、取り除いた脂肪の空洞部分がくっついて修復する際、皮膚がたるまずきれいに収縮します。

本当にたるまないのか?ベイザー脂肪吸引の症例紹介

以下は、当院が行なったベイザー脂肪吸引の症例です。脂肪吸引後にたるみやすいと勘違いされがちな顔・二の腕・太もも・お腹の症例をピックアップしてみました。実際の経過をその目でお確かめください。

顔の脂肪吸引

頬と顎下の脂肪吸引をされた52歳モニター様の症例です。二重あごで皮膚がたるんだように見えていましたが、術後はスッキリし、フェイスラインが際立つ仕上がりになりましたね。皮膚のたるみもなく、しっかり引き締まっています。
50代女性/顔の脂肪吸引術前50代女性/顔の脂肪吸引術後3ヶ月

お顔の脂肪吸引 術後3ヵ月の経過/北條誠至 オフィシャルブログ】
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●頬(両側)200,000円 ●顎下(二重あご)200,000円 ●頬+顎下320,000円

▶︎当院の「顔(頬・顎下)の脂肪吸引」はこちら

二の腕の脂肪吸引

続いては二の腕の症例です。47歳モニター様で、二の腕の脂肪吸引をご希望されました。
術後1ヶ月の写真をご覧いただいても分かる通り、しっかりと細くなり、たるみが出ている様子もありません。
40代女性/二の腕の脂肪吸引術前40代女性/二の腕の脂肪吸引術後1ヶ月

■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●二の腕(両腕)220,000円 ●肩220,000円 ●二の腕+肩418,000円

▶︎当院の「二の腕の脂脂肪吸引」はこちら

お腹の脂肪吸引

お腹と腰の脂肪吸引を受けられた、45歳モニター様の術後1ヶ月の様子です。腰にはキュッとした美しいくびれができましたね。
写真は術後1ヶ月で拘縮中なので、皮膚の硬い感じが伝わるかと思います。ここから4〜5ヶ月かけて皮膚の状態が改善し、さらに引き締まっていきます。
45才女性/お腹+腰の脂肪吸引術前45才女性/お腹+腰の脂肪吸引術後1ヶ月

■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●上腹部220,000円 ●下腹部220,000円 ●側腹部220,000円 ●腹部全体(上下側腹部)440,000円 ●腰部(背面からのアプローチ)231,000円

▶︎当院の「お腹の脂脂肪吸引」はこちら

太ももの脂肪吸引

太ももの脂肪吸引をご希望された、52歳モニター様の症例です。
太ももは脂肪を吸引し過ぎるとお尻を支えきれず、お尻がたるんでしまうことがあります。そのため当院は、お尻を支えている太もも後面の脂肪にはアプローチしません。
こうして吸引箇所、吸引量を見極めることで、たるみがない美しい仕上がりに。太ももの痩身はもちろん、お尻の形が四角から丸みを帯びた美しいフォルムに変化します。

50代女性/太ももの脂肪吸引術前50代女性/太ももの脂肪吸引術後6ヶ月

■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格: 価格(モニター価格/税抜)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●太もも内側(両脚)220,000円 ●太もも外側(両脚)220,000円 ●太もも前面(両脚)220,000円 ●太zもも全体605,000円 ●太もも全体+膝660,000円 ●太もも全体+お尻726,000円 ●太もも全体+膝+お尻825,000円

▶︎当院の「太ももの脂脂肪吸引」はこちら

脂肪吸引後の圧迫着とたるみの関係性

「脂肪吸引後の圧迫着の長期着用は、たるみ防止に良い」といった情報を目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。しかし、そのようなことはありません。
脂肪吸引後のたるみを少なくするには圧迫着を着るべきと考えるクリニックもあるようですが、当院は関係ないと考えています。というのも、脂肪吸引の仕上がりは手術が終わった時点で決まっており、術後のケアで結果が左右されるわけではないからです。
圧迫着はあくまでも術後のむくみや内出血、腫れといったダウンタイムを軽減するために用いるものです。そのため、当院は術後1週間までの着用で、手術当日以外は常時着けていいただく必要もありません。
ましてや術後のたるみが生じるのは脂肪の取り過ぎが原因ですから、圧迫着とは何の関係もありません。

結論「圧迫着を着用しないと皮膚がたるむ」ということはありませんので、ご安心ください。

脂肪吸引だけでは対応できないたるみに対する治療

脂肪吸引後にたるみが出ると判断した場合は「レヌビオン」の併用がおすすめです。
脂肪吸引で大量に脂肪を吸引する必要がある方や肥満体型の方、60代以上の方などが対象ですが、ベイザーだけでも十分きれいに皮膚が収縮し、たるまないケースも多いので、全員が適応するわけではありません。そのため、当院では「よほどのことがなければレヌビオンは必要ないです」とお伝えしています。

レヌビオンとは?

プローブという専用の装置を体内に挿入し、高周波を照射することで皮下組織に瞬時に熱を与える施術です。この一連で皮下組織が小さく傷付き、治癒する過程で線維組織が収縮。これによって皮膚のタイトニング効果が期待できます。

これまでのたるみ治療

これまでの皮膚のたるみ治療は、余った皮膚を切除する施術が主流でした。しかし、この方法は大掛かりで傷跡が大きく残ってしまうことが避けられません。
一方のレヌビオンは、細いプローブを体内に挿入できる程度の切開で済むため、傷跡のサイズも小さくなります。さらに、当院は通常直径5mmのプローブを使用するところ、直径3mmのプローブを使用するため、より小さな傷跡での施術が可能です。

まとめ

本記事では、脂肪吸引とたるみの関係を詳しくご紹介しました。
脂肪吸引はたるみを解消するための治療ではないため、たるみ解消が目的であれば、別の適切な施術を選ぶのがベストです。
ただし、脂肪が付いていることでたるんで見えている場合は、脂肪吸引で解決できるケースもあります。たるみの原因によって解決策が変わってくるので、まずは一度カウンセリングを受けてみてください。

モッズクリニックは患者様の年齢層が幅広く、他院で断られたBMIが高めの方の施術にも対応しています。症例写真を高頻度でアップしておりますので、近い年齢または似た体型の方を探してみてください。
ベイザー脂肪吸引の症例一覧

この記事の監修医師

長野寛史 院長

モッズクリニック 院長長野寛史 院長

患者様一人ひとりに磨き上げた技術と信頼を。

経歴

  1. 1982年岩手県生まれ
  2. 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
    亀田総合病院 入職
  3. 2008年東京慈恵会医科大学 入職
  4. 2012年THE CLINIC 入職
  5. 2013年THE CLINI 福岡院 就任
  6. 2015年THE CLINIC 東京院 就任
  7. 2016年モッズクリニック 開院

所属学会・資格