シリコンバッグが破損するとどうなりますか?
バッグの中身が漏れ出し、炎症や感染を起こすことが考えられます。胸が大きく腫れ上がったり、バストの形が変形してしまったりすることもあります。なかには、強い痛みを感じる方もいらっしゃいます。
シリコンバッグ破損の怖いところは、「確実に破損したかどうかが分からない」ということです。自覚症状がない方も多く、気付いた時には改善に大きな負担がかかってしまうケースも少なくありません(そうならないためには定期検診が必須です)。
シリコンバッグによるお悩みを解消して、
自然で美しいバストへ
シリコンバッグやインプラントによる豊胸は、バッグを胸に挿入してバストアップを図る手術です。バッグのサイズが豊富で、Aカップの人がDカップになることも、Gカップになることも可能です。
しかし、人工物特有の胸の硬さや変形、異物を入れていることによる精神的ストレスを抱え、当院に抜去の相談にいらっしゃる方が急増しています。
シリコンバッグは、人間の体にとっては異物です。異物と認識した体はバッグの周りを囲うように、自己組織の膜を作ります。これが被膜、またはカプセルと呼ばれるものの正体です。
この被膜が何らかの影響で異常に厚くなってしまうと、バッグの破損や触感、見た目の不自然さといったあらゆるトラブルにつながります。
たとえば「カプセル拘縮」は、被膜がテニスボールのように丸く収縮し、硬く不自然に盛り上がる症状です。場合によっては見た目や触感の不自然さだけでなく、強い痛みが生じることもあります。
また、シリコンバッグの種類によっても様々なリスクがあります。生理食塩水や液状シリコン、コヒーシブシリコン、CMC、ムコ多糖類などが使われたシリコンバッグは、破損による液の漏出、炎症のリスクが高くなります。
シリコンバッグの寿命は10年程度と言われていることはご存知ですか? 10年というのはあくまでも目安ですが、バッグを入れている年数が長いほど老朽化が進み、破損のリスクが高くなることは確かです。
実際、「15年前に入れたシリコンバッグを取り出したい」とご相談にいらした方の除去手術を担当した際には、バッグが酷く破損し、何ccのバッグだったのかも分からないほどの状態になっていました。
シリコンバッグの摘出方法には、①アンダーバストを切開する方法、②乳輪の周囲を切開する方法、③脇の下を切開して取り出す方法の3つがあります。
一般的なのは、比較的除去が簡単な①アンダーバスト、②乳輪からのアプローチですが、当院では③の、脇の下からのアプローチを選択します。脇のシワに沿った目立たない箇所を切開し、バッグを取り出すことでバストを傷付けません。
この方法はバッグと傷口の距離が遠く、高い技術が必要とされます。術者を選ぶ方法ではありますが、バストが傷付かずに傷跡が見えにくいという、患者様にとっては最善の方法なのです。
アンダーバスト | 乳輪周辺 | ワキの下 | |
---|---|---|---|
代表的な抜去口 | ![]() |
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バストの傷の有無 | バストに傷をつける | バストに傷をつける | バストに傷をつけない |
技術レベル | 比較的簡単 | 比較的簡単 | 高い技術が必要 |
シリコンバッグを除去すれば、以前のバストサイズに戻れるとお考えの方も多いのですが、実はそうではありません。バッグ挿入によってバストの組織が圧迫され、小さくなるどころか、へこんでしまうケースも少なくないのです。
現在シリコンバッグ除去をお考えの方の中には、「バッグを取りたい」という気持ちと、「胸が小さくなるのは嫌だ」という気持ちをお持ちの方がいらっしゃるはず。
そのような方の気持ちにお応えできるのが、シリコンバッグ抜去と同時のコンデンスリッチ豊胸であり『“美容外科界の革命”と言っても過言ではない』と考えています。
この術式には大きく分けて3つの特徴があります。
豊胸シリコンバッグの除去を希望される方の大多数が心配されるのが、バストの大きさの変化。「小さい胸は嫌」という方にこそ、コンデンスリッチ豊胸がぴったりです。
この方法であれば、シリコンバッグを抜いた後、そのスペースに脂肪を注入することで、大幅なサイズダウンを回避できます。
また、シリコンバッグ挿入によって伸びた皮膚は、脂肪の定着に有利な条件です。皮膚に余裕がある分、脂肪全体に栄養素が行き渡りやすく、定着しやすい環境と言えます。
シリコンバッグと脂肪注入の違いは、なんといっても「見た目・触感」です。脂肪は自己組織ですので、シリコンバッグのように異常に硬くなったり、被膜ができたりするといった体の拒絶反応がありません。むしろ、注入脂肪が定着すれば、それはご自身の体の一部です。
手術を担当したドクターですら、豊胸手術をしたかどうか分からないほどの自然なバストに仕上がります。
コンデンスリッチ豊胸で注入する脂肪は、ご自身の体の一部から採取した脂肪をきれいに加工したものです。お腹や太もも、二の腕などから脂肪を採取するので、採取部位の痩身効果が期待できます。体の気になっていた部分が細くなり、バストが大きくなる。言わば「究極のボディデザイン」なのです。
なお、当院はこれまで、「脂肪を確保できない」という理由で、他院で断られた方のコンデンスリッチ豊胸を数多く行ってきました。痩せている方でも各部位から少しずつ脂肪を採取することで、美しいボディラインを損わずにしっかりと脂肪を確保できます。
施術者:長野寛史/問い合わせ:0120-900-524
豊胸シリコンバッグ外来:トラブルの多いシリコンバッグを除去し、小さくなった胸はコンデンスリッチファット(CRF)を注入することでより自然で美しいバストに仕上げます。/施術費用:価格(税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,221,000円(脂肪吸引料別途)/副作用・リスク:術後の内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛など
施術者:長野寛史/問い合わせ:0120-900-524
豊胸シリコンバッグ外来:トラブルの多いシリコンバッグを除去し、小さくなった胸はコンデンスリッチファット(CRF)を注入することでより自然で美しいバストに仕上げます。/施術費用:価格(税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,221,000円(脂肪吸引料別途)/副作用・リスク:術後の内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛など
施術者:長野寛史/問い合わせ:0120-900-524
豊胸シリコンバッグ外来:トラブルの多いシリコンバッグを除去し、小さくなった胸はコンデンスリッチファット(CRF)を注入することでより自然で美しいバストに仕上げます。/施術費用:価格(税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,221,000円(脂肪吸引料別途)/副作用・リスク:術後の内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛など
施術者:長野寛史/問い合わせ:0120-900-524
豊胸シリコンバッグ外来:トラブルの多いシリコンバッグを除去し、小さくなった胸はコンデンスリッチファット(CRF)を注入することでより自然で美しいバストに仕上げます。/施術費用:価格(税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,221,000円(脂肪吸引料別途)/副作用・リスク:術後の内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛など
当院は、シリコンバッグの取り出しから脂肪の採取、脂肪の加工を経てのコンデンスリッチ豊胸までを1日で完了させます。というのも、手術の間隔を空けると、注入した脂肪がしこりになりやすく、被膜も綺麗に閉じません。さらに、大幅にサイズダウンしたバストとの対面は、たとえ数日でも精神的なショックにつながるのではないでしょうか。その点、1日で手術が完結すればサイズダウンした胸を見ることもありませんし、通院の回数も減り、患者様にとってはメリットばかりです。また、しこりのトラブルを回避し、バストを美しく仕上げることができる点でも有効です。
当院では、シリコンバッグを抜去する前に、乳腺用エコーを使ってシリコンバッグとバストの状態を総合的に診断しています。これがあってこそ、安全な除去方法をご提案することができます。
エコー診断では、手術を受けたクリニックで説明された挿入層と実際の挿入層に違いがないか、バッグの破損や拘縮はないか、バッグと被膜の癒着はないかなどを確認していきます。このひと手間によって手術がスムーズ且つ安全に行われ、手術中の出血量を最小限に抑えることも可能です。
カウンセリングは、シリコンバッグの挿入期間や種類、痛みの有無などを伺いながら、どんな仕上がりになるのか? どこから脂肪を採取するのか? をお話しする大切な時間です。そのため当院では、施術前のカウンセリングの時間を充分に確保しています。
患者様おひとりひとりの骨格や脂肪の付き方を確認しながら仕上がりをイメージし、最適な方法をご提案するには必要不可欠な時間です。
バストに傷を増やさないために、バッグ除去時は脇のシワを抜去口に選択します。また、脂肪吸引は、体のしわの中や下着で隠れる場所を選択します。
患者様の術後の人生を考えたときに、考慮すべきは傷跡です。たとえ脂肪注入豊胸で自然なバストを手に入れても、脂肪吸引で細くなっても、目立つ場所に傷が残れば術後の楽しみを奪ってしまいます。傷跡を目立たなくさせることは、ときに高い技術を必要としますが、モッズクリニックでは理想のボディラインの実現と術後の人生を見据えた傷跡への配慮の両立を実現させています。
経過写真をご覧いただいても分かる通り、一番ボリュームがあるのは術後1週間で、その後徐々に落ち着いていきます。術後1ヶ月から3ヶ月は多少のボリュームダウンがありますが、3ヶ月から6ヶ月は定着時期ですので、ボリュームダウンは見られません。
なお、術後に痩せる=脂肪の定着を妨げることになりますので、極端なダイエットはお控えください。その他、脂肪の定着を妨げる可能性がある喫煙も、なるべく控えていただいています。
症 状 | ピーク | 落ち着く時期 |
---|---|---|
胸の張り・腫れ | 術後〜1週間 | 術後2週間程度 |
内出血 | 術後〜1週間 | 術後2週間程度 |
症 状 | ピーク | 落ち着く時期 |
---|---|---|
内出血 | 術後翌日〜1週間 | 術後2週間程度 |
痛み | 術後翌日〜数日 | 術後1週間以内 |
むくみ | 術直後〜1ヶ月 | 術後1〜3ヶ月 |
拘縮 | 術後1ヶ月〜3ヶ月 | 術後6ヶ月 |
手術を担当するドクターが、どこからどのように脂肪を採取するのか、マーカーで印をつけながら細かいデザインを行ないます。
このデザイン(マーキング)は、術後の仕上がりをイメージする「設計図」のようなものです。当院のドクターは患者様のご希望や多くの症例経験を基に、この段階で最終的なイメージを創りあげています。
脂肪注入による豊胸手術は、バストだけが綺麗になっても意味がありません。
脂肪採取のために吸引した箇所が凸凹では本末転倒ですから、当院は美しいボディラインになる仕上がりを重視します。そのために、吸引箇所の皮膚の質感や全身のバランスを考慮しながら脂肪を吸引しています。
吸引した脂肪を「コンデンスリッチファット」に加工するため、専用の遠心分離器にかけます。そうすると、シリンジ内の脂肪が ①コンデンスリッチファット ②死活・老化細胞③血液・細胞膜の3層に分離するので、②・③を破棄します。
アンダーバストや乳輪周辺を切開してバッグを取り出す方法もありますが、バストに大きな傷をつけてしまうため、当院では脇の下からバッグの取り出しを行ないます。※何ccのバッグがどの層に入っているのか、バッグの破損の有無などは、事前に乳腺用エコーを用いて必ず確認します。バッグの挿入層やサイズを忘れてしまったという方もご安心ください。
シリコンバッグが入っていた層には「被膜(自己組織の膜)」が残るため、脂肪を注入しません。血流が通っておらず、脂肪を注入しても定着しなかったり、しこりになったりするためです。
その分、他の層に細かく長く脂肪を注入し、しこりのリスクを回避しながら立体的でボリューミーなバストラインをデザインしていきます。
バッグの中身が漏れ出し、炎症や感染を起こすことが考えられます。胸が大きく腫れ上がったり、バストの形が変形してしまったりすることもあります。なかには、強い痛みを感じる方もいらっしゃいます。
シリコンバッグ破損の怖いところは、「確実に破損したかどうかが分からない」ということです。自覚症状がない方も多く、気付いた時には改善に大きな負担がかかってしまうケースも少なくありません(そうならないためには定期検診が必須です)。
はい、抜去のみの施術も行っておりますのでご相談ください。
コンデンスリッチ豊胸後の胸の大きさは、現在入っているバックの大きさにも関係します。ですので、現在あまりにも大きなバックが入っている場合は、小さくなる可能性はあります。
経験上、多少サイズダウンしたとしても、バックとは違って自然な胸になりますので、皆様非常に喜んでくれています。
コンデンスリッチ豊胸の後でも、乳がん検診は受けられます。
ただ、マンモグラフィー検査は胸にかなりの圧を加えるので、術後半年は開けていただく必要があります。エコー検査は術後3ヶ月を経過していれば可能です。
術後3ヶ月〜6ヶ月です。脂肪の定着には栄養素が必要ですので、体が栄養不足になると、定着しづらい環境になってしまいます。そのため、「最低でも術後3ヶ月までは痩せないようにしてください」とお願いしております。
また、「6ヶ月以降も吸収されて小さくなるんですか?」と聞かれることがあるのですが、一度定着した脂肪が吸収されて小さくなることはありません。ひとつ考えられることとしては、加齢による脂肪の減少です。
シリコンバッグの縁が分かるのは、リップリングという症状です。挿入層が乳腺下で皮膚とバッグの距離が近いことや、手術時にバッグが曲がってしまった可能性が考えられます。
大きさや触感は問題なく、縁が目立つのだけが気になるということでしたら、その上から脂肪を注入することで改善できます。これを「ハイブリッド豊胸」と言います。
もし、完全に自然な胸をご希望されるのであれば、シリコンバックを取り出して脂肪を注入れるのが一番です。
シリコンバッグエコー診断 ¥0
シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用) ¥1,221,000(脂肪吸引料別途)
シリコンバッグの見た目調整 ¥550,000
です。詳しくはモニター募集ページをご覧ください。
施術内容 | 会員価格(税込) |
---|---|
シリコンバッグエコー診断 | ¥55,000モニター価格 ¥0 |
シリコンバッグの見た目調整 | ¥770,000モニター価格 ¥550,000 |
シリコンバッグ抜去のみ | ¥352,000 |
シリコンバッグ抜去(コンデンスリッチ豊胸と同時の場合) | ¥176,000 |
シリコンバッグ抜去+コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用) | ¥1,496,000モニター価格 ¥1,221,000〜 |
※価格に基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)¥0含む
※1:レンタル時にお預かり金を頂戴し、圧迫着返却時に返金させていただきます。
※2:保証期間は施術半年~1年後の間で、大幅な体重増減が無い方が対象です。再手術の際は麻酔代のみ頂戴します。
モッズクリニック 院長長野寛史 院長
患者様一人ひとりに
磨き上げた技術と信頼を。
当院のこだわりポイントをご紹介
脂肪吸引のイメージが変わる一冊
『脂肪吸引革命』
長野寛史院長 著書当院院長が執筆した脂肪吸引専門書が幻冬舎より出版されました