動画の内容
みなさんこんにちは。ボディデザインTVのお時間です。
このチャンネルでは、『脂肪吸引』や『脂肪注入』など、ボディデザインに関するさまざまな質問・疑問について、
モッズクリニックのドクターである北條先生にお答えいただいています。
―北條先生、本日もよろしくお願いします。
北條:お願いします。
ー先生は風邪などひいたらすぐにお薬飲むタイプですか?
北條:体調が悪いのに、自分は気付かないタイプだから。結構辛いと思うときはもうヤバいときだと思う。
ーあんまり本当体調悪くなっちゃうとみんな困っちゃうので。
北條:そうそうそうですね。
ー早めにですね。
北條:はい。
ーはい。では本日のテーマに参ります。本日のテーマは「やっぱり危険?日本で許可の降りている痩せ薬について」ということで。
北條:はい。
ーアメリカでは肥満が疾患に認められてるんですか?
北條:肥満のレベルが違うじゃないですか。
ー規模が。そうですね。
北條:何回か前にも話したけど手術適用とかね。
ーうん。
北條:手術で改善するみたいなのもあるくらいですから。肥満率が50%を超えるみたいな。
ーうんうん。
北條:アメリカはね。
ーお国として。
北條:そうそうそう。だからそれは、国レベルで取り組んでることですよね。
ー肥満のレベルが違いますよね。日本であまり見ない感じの。
北條:日本で保険適用で(許可が)下りてる薬がいくつかありますよね。痩せ薬として下りてるわけではないですけど。いわゆる糖尿病・肥満の治療薬として下りてるのがありますよね。
ー例えばサノレックス。
北條:そうですね。いくつか薬はありますけど、保険診療で使うには誰にでも彼にでも出すわけじゃないので、ちゃんとした基準がありますよね。
ーうんうん。
北條:その場合、BMIで言うと35以上。あとは肥満度で言うとプラス70%以上。
ーじゃあ相当というか、あれですよね。
北條:そうですね。あとね、
ーセチリスタット。
北條:セチリスタットの方が、多分「治療してもなかなか改善しない肥満」。それも色々な治療を試したけれども、効果があまりなかった人に対して、(処方)するっていう。そういう約束で使っていいよって言われてるみたいですね。保険ではね。
ー漢方とかもあるみたいですけども。
北條:あぁ、ただ漢方って、
ーそこまでは?
北條:そうそう、あれはイメージ通りだと思う。ただ、効くのもめちゃくちゃありますけどね。
ー安全性とかは?
北條:それはまぁ、お薬になって、
ーそうですよね。適用がある方のみっていうことですね。
北條:そうそう。だし、それもお薬になっているし、そのお薬に販売許可が下りるのって、結構厳しい段階を踏むんですよ。
ーうーん。
北條:(お薬は)全部そうですけど。なので、その安全性が確保されたからそういう風に(流通に)載るわけであって。そこはね、大丈夫というか、長期用、長期成績というかね。何十年とかという比較はできないんですけど。
ーうんうん。
北條:ある程度クリアされていますよね、安全性と言う意味ではね。
~~ボディデザインキーワード~~
北條:今日のキーワードはベイザー脂肪吸引です。
ベイザー脂肪吸引というのは、ベイザー波っていう超音波を出す、そういう機械を使う脂肪吸引のことなんですけど。僕たちは、「ベイザーリポ」って言ったりします。リポは脂肪という意味ですね。脂肪吸引は「リポサクション」といいます。サクションは、吸引という意味なので、ベイザーリポ(脂肪)サクション(吸引)ですね。
ベイザーを使った脂肪吸引の何が良いかというと、脂肪吸引って、どの方法でも同じ、変わらないやり方があるんですけど。それは、脂肪吸引するところにまんべんなく麻酔液(チュメセント液)を撒いて、そして、そこの膨らませた部分の脂肪を取ってくるのですが、その前に、ベイザー波っていう超音波をかけることによって、脂肪を融解。要はこう、絡みついてる脂肪を遊離させることで、より少ない工程で多くの脂肪を吸引できるんですね。
さらに、その皮下の構造自体も守るということで、結果、取れる脂肪も多いし、皮下の構造が保たれるので、より皮膚が引き締まって細くなりますよという。そういう脂肪吸引ですね。
~~~~~
ーちなみに副作用とかってあるんですか?
北條:まぁ、低血糖だったり作用する場所だったり、効き目というか、痩せる機序(※仕組み)というのが違うので。それはそれぞれにおいて危ないこともありますよね。まぁあとはどの薬でもありますが、アレルギーですね。その薬は体に合わないっていうのとか。
ーもうその人には(合わない)ってことですよね。
北條:そうそう。あとは痩せる薬なので。「マジンドール」というのは、ご飯を分解させないようにして、そのまま(ご飯を)出すという薬なんですよ。
ーでは、体に吸収しないで(出す)ということですか?
北條:そうそう。吸収できるレベルに、体が消化液とかでごはんを細かくしていくのを防ぐという薬。
ーうーん。
北條:使える人が限られている薬を、基準じゃない人が使って有効かどうかって実証されてないし。なので危ないっちゃ危ないんですよ。
ー適用がある人だけが、飲んで良いっていうことですよね。
北條:そうそう。
ー「薬飲んで痩せられるなら良いな」と思っている方もいらっしゃると思うのですが、もちろん脂肪吸引で痩せることでも?
北條:(脂肪吸引は)全然関係ないことですから。
ーそうですよね、お薬とは。
北條:まぁ、脂肪吸引は脂肪吸引。
ー痩せ薬は痩せ薬っていうことですもんね。
北條:そうそうそう。
ーでは北條先生。今日のまとめですね。痩せ薬。
北條:はい。しっかりした使い方じゃない場合は、それやっぱり危ない。危険が伴いますよね。
ーうん。
北條:脂肪吸引と比べるようなものではないですから。それとは別に、切り離して考えましょうね。
ー別物で。はい。ありがとうございます。
北條:はい。
ー先生、今回のテーマはいかがでした?
北條:いや難しいですよね。ただ実際こういうものが、海外でもあるし、日本でもね。
ーうん。
北條:あの、自費診療で行なっているところがありますが。
ーうーん。
北條:でも結局、色々な危ないこともちゃんと説明を受けて、納得したうえで服用とかね、使用されるのは良いんですけどね。そういうね、書類だったり、多分あると思うので。分からないことは聞いたうえで使用した方が良いと思いますね。
ーはい、ありがとうございます。
北條:はい。
このチャンネルでは、『脂肪吸引』や『脂肪注入』など、ボディデザインに関するさまざまな質問・疑問に、お答えしています。
聞いてみたいこと、質問してみたいことがありましたら、お気軽にコメント欄に投稿してみてください。
ボディデザインに関するさまざまなテーマで、毎日動画も更新していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします。
―本日もご視聴ありがとうございました。
北條:ありがとうございました。
- 【脂肪吸引施術のリスク・副作用など】
- <治療概要>ベイザー脂肪吸引:ベイザー波という超音波により脂肪組織を遊離させ、その後刃のない「カニューレ」という専用の器具で脂肪細胞を吸引除去する。吸引後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、皮膚はキレイに収縮し引き締まる。
<副作用・リスク>術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。[リスク・ダウンタイムへの取り組みはこちら]
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ボディデザインTVは『脂肪吸引』『脂肪注入』『ボディデザイン』に関する様々な疑問・質問にモッズクリニックのドクター 北條誠至が答える番組です。
今回は「やはり危険!日本で許可の下りている痩せ薬」ということをテーマに、『日本での痩せ薬の治験』や『痩せ薬の安全性』などについて北條先生が解説しています♬
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