母の日常　医者になったのは（2022年11月7日）

こんにちは、脂肪吸引の母、こと、モッズクリニックの山田　有季です。

本日は母の日常を。

先生はどうして医者になったんですか？

と聞かれることがあります。

私は医学部受験を決めたのが遅くて、高校2年生の終わりでした。

それまでは京都大学に対しての憧れが強くて、どうしても京大生になりたい！！と思っていました。

その当時は心理学に興味があったので、

京都大学の人間総合学部が第一志望でした。

たまたま同級生のお父様が京都大学出身で、知り合いに総合人間学部の教授がいる、とのことで、

もしよかったら話聞いてみる？と誘っていただき、高校2年生の終わりにその教授宅に伺いました。

それが私のターニングポイントでして…

私のプランでは、理系で総合人間学部に入学する⇒文系に移る⇒臨床心理士になって病院や学校で働く、

だったんですが…

その教授から

「あー、総合人間学部からは臨床心理士になれないから！！」

え？？どういうことー？！となりまして。

その当時臨床心理士は学部の心理学教授の数などの規定があり（すいません、現在は知りません）、

総合人間学部では受験不可。

「どうしても京大に行きたいなら、文学部心理学科か、医者になって精神科医になるかどっちかやね。」

とかる～く言われました。

いやいやいや…私国語めちゃくちゃ苦手だし、京大の国語なんてとんでもない。

医学部の京大なんて確実に無理←成績がね（笑）

ということで高校2年生にして人生最大の分岐点。

母は、べつに国語できなくても好きなことすればいいやん、文系に転向したら？

と言っていましたが、どうしても国語の壁があって、医学部に行こう！と決心をしました。

医学部に行く、と決めた段階で、高校の担任に伝えに行きましたが、

一大決心をした私にむかって、

「あ、そう。まあいいんちゃう」と。

軽いわ～！と思った記憶があります。

結局1年浪人し、予備校生活を送って無事金沢大学に入学しました。

精神科には進みませんでしたが、楽しい大学生活を送り、現在もとても楽しいです♪

人生にはいろいろな分岐点があるとは思いますが、

その選択がどうだったか、の答えがわかるのはだいぶ先ですよね。

正解不正解なんてなく、その時々で自分ができることを最大限に頑張る。

それが良かったかどうかは、あとからわかること。

今を大切に、頑張っていきたいと思います。

金沢といえば兼六園。日本三大名園のひとつです。

冬場は雪つりが綺麗です。