母の日常　拡張自己って？？（2024年8月28日）

こんにちは、脂肪吸引の母、こと、モッズクリニックの山田　有季です。

本日は母の日常を。

このブログでも書いたことがあるのですが、経済学者の勝間和代さんが好きです。

いっとき勝間塾と呼ばれる、勝間和代さん主催のセミナーなどに参加していたこともあります。

今は無料の毎日届くメルマガを読んでいます。

その中で、「拡張自己」という言葉を知りました。

勝間さんは今引っ越しされたようで、引っ越しに伴っていろいろ断捨離をされたそうです。

勝間さんと言えば、ご自身がADHDであることを公表されていますが、

確かに一つの物事に対しての探求心が強く、

ああでもない、こうでもない、といろいろと研究して試していくことが得意な方。

なので、とにかくブログを読んでいるだけでも、物が多いことはわかります。

パソコン一つにとっても、マウスをどうしようか、とか、

音声入力をするためにどのマイクがいいか、とか、をひとつひとつ試しておられて、

そりゃ物が増えるわなあ…と思っていました。

引っ越しに伴って断捨離をしたら、ものすごく住みやすい、と話しておられたのですが、

その中で拡張自己、という言葉が出てきました。

拡張自己とは…

↓

拡張自己は、心理学者のウィリアム・ジェイムズが1890年に提唱した「人間の自己は、私の家族、私の仕事のように、『私の（my）』が付けられるあらゆるものの集合である」という考え方をベースに、マーケティング学者のラッセル・ベルクが1988年に消費者行動研究で理論化したもの。ベルクは、人が自己を自分が所有しているモノ（所有物）で定義する傾向にあり、自己と所有の関係性を理解することが消費者行動の理解にとって重要であることを主張した。

拡張自己の一部となる所有物は、その人にとって意味（価値）があり、自分のアイデンティティの中心や一部のように捉えられる。したがって、もしも災害や盗難などでそれらを失った場合には、自分のアイデンティティも失ったように感じる。自分の能力を広げてくれる道具や楽器は典型的な所有物だが、家族や仕事のほかに、家、自動車、ペット、場所、好きなスポーツチームやアーティストなどさまざまなものが対象になる。また、長い間愛用してきたモノ、就職など人生の転機に獲得したモノ、表彰状や表彰記念品、旅行先で購入した記念品なども拡張自己の一部になる。必ずしも高額なモノとは限らない。所有物に対する満足度は、自己拡張の一部になるほど高くなることも実証されている。

とのこと・・・

つまり、人間は自分が所有しているものを含めて、自我を形成しているということですね。

わかりやすく言えば、ハイブランドの鞄や服を身に着けたり、

高級車に乗ったり、別荘を持ったり…ということも含めて、その人自身を形成しているということ。

別にハイブランドの服を着なくても生活はしていけるし、

別荘を持たなくても、生活はできます。

ただ、それを持つことで自我を形成しているということなんですね。

だから、それを手放すという事は、形成した自我を切り捨てる、身を切るような思いをする、ということらしいです。

だけど、ものに溢れる生活というのがいいのか、といわれるとそうではない気もします。

せっかく買っても使ってなければ意味がないですし。

自分の体に脂肪をため込まないように、物もため込まないようにする。

これはこれで自分のアイデンティティのような気もします。

ちょっと哲学的になりましたが、「拡張自己」についてちょっと勉強してみました。

また気になることがあったらここに書いてみます♪