脂肪吸引をする際に気になることの中に、どのくらい痛いのか、またその痛みによって仕事復帰が遅れるのではないか、と心配される方も多いと思います。
脂肪吸引の痛みや仕事復帰の時期については、吸引する部位によって大きく異なります。
この記事では、具体的に脂肪吸引の痛みと仕事への影響を紹介します。
この記事でわかること
1.脂肪吸引術後の痛みは個人によって様々
痛みの感じ方は人によって大きく違います。
痛みに強い人、弱い人、痛みの感じ方はそれぞれ個々で大きな差があります。
脂肪吸引後の痛みについては、みなさん自身が痛みに強い方なのか弱い方なのかに加えて、元の体型と脂肪の吸引量によって異なります。
たとえば、細身の方が多くの脂肪を吸引すれば、その分、身体への負担が大きくなります。
体型が大きめの方でも、その分多くの脂肪を吸引すれば、痛みも比例して強くなります。
このように、脂肪吸引後の痛みは、その人個人の痛みの感じ方と脂肪の吸引量で変わります。
2. 仕事復帰ができるまでは1週間
仕事の種類にもよりますが、仕事をするとどうしてもちょっとした力仕事がつきものです。
通常通りの仕事を行う上で、術後の痛みが耐えられる程度まで落ち着くのは術後1週間前後と言われています。
しかし、これはあくまでも目安であって、上記でも説明した通り、脂肪吸引後の痛みは個人差がありますし、脂肪の吸引量によって痛みの感じ方は変わってくるので、1週間で完全に痛みが無くなる人は少なく、たいていの人は少し痛みが残っている状態の場合が多いです。
3.運動ができるまでは1ヶ月
違和感なく運動できるようになるまでは、平均して術後1ヶ月程度かかります。
もちろん、術後運動ができるようになるまでの期間も個人差があります。
脂肪吸引後の圧迫固定も術後1ヶ月は続けるようにと指示するクリニックが多いため、術後のダウンタイムに出る症状(むくみ、内出血、拘縮、腫れなど)が大体引いていくのも術後1ヶ月くらいを目安にするといいでしょう。
また、脂肪吸引後は過度な運動はできませんが、むくみを緩和させるためにも、家事をしたりするなど、軽めにちょこちょこ動くことをオススメします。
4.少しでも早く仕事に復帰するためにできること
仕事が忙しい方は少しでも早く仕事復帰したいと思うでしょう。
では、具体的に早く仕事復帰するためにできることはなんでしょうか?
以下は早く仕事復帰するためにできること一覧です。
4-1.圧迫固定
圧迫固定は医師の指示通り行ってください。
たいていのクリニックは術後1ヶ月間の圧迫固定を勧める場合が多いです。
圧迫固定はむくみを緩和するだけでなく、止血効果があるため、内出血を抑えることができます。
4-2.水分&栄養補給
脂肪吸引後の身体は非常にデリケートです。
線維組織が傷つき、身体がダメージを受けているので、しっかりと栄養を摂るように気を配りましょう。
特に身体を作る栄養素であるたんぱく質を積極的に食事に取り入れることをオススメします。
4-3.絶対安静ではなく、ちょこちょこ動く
術後は痛みで辛いと思いますが、翌日からなるべく頑張って動くようにしましょう。
痛いからといってずっと同じ姿勢で過ごすと、身体がますますむくんでしまいますし、最悪の場合、血栓症を引き起こす恐れがあります。
家事をしたり、散歩をしてリフレッシュするなど、少しでいいので、身体を動かすように工夫しましょう。
4-4.術後3週間目からマッサージを開始する
脂肪吸引後のアフターケアにマッサージをすることがよく挙げられますが、術後すぐにマッサージを行って良いというわけではありません。
脂肪吸引後のマッサージは内出血や腫れが落ち着いてくる術後3週間目から行うようにしましょう。
早い段階からマッサージを行うと、かえって身体へ負担をかけることになります。
術後のケアで何よりも大切なことは、自分の身体をいたわることです。
無理してマッサージを行う事は止めましょう。
マッサージのやり方は、拘縮で固くなっている部分を痛気持ちいい程度の力加減で指圧することです。
また、リンパを流すように、手でなぞるのもいいでしょう。
4-5.脚の位置を高くして眠る
脚の脂肪吸引の場合は、むくみ対策として寝る時に脚を高くして眠るとむくみが早い段階で解消されます。
脚の下にクッションを置いて脚の位置を調節してください。
これは、手軽にできるアフターケアです。
5.ベイザー脂肪吸引なら翌日から仕事可能
ベイザー脂肪吸引は、脂肪組織周辺へのダメージを抑え、線維や血管、神経を温存させながら、刃のない「カニューレ」と呼ばれる専用の吸引器具で遊離した脂肪のみを優しく吸引していく施術です。
遊離して柔らかくなった脂肪は、簡単に除去できるため短時間で多くの脂肪を吸引できるだけでなく、身体への負担も少なく済みます。
従来の脂肪吸引は、刃のついたカニューレで脂肪を削り落としながら吸引していたため、内出血や炎症が生じていました。
そのことから「脂肪吸引=ダウンタイムが辛い」というイメージが出来てしまったのだと思います。
その点、ベイザー脂肪吸引は、術後のダウンタイムに起こる症状を大きく抑えることができるため、デスクワーク程度の仕事であれば翌日から仕事復帰が可能です。
従来の脂肪吸引よりも料金が高いのは、こういったことも1つの理由です。
6.まとめ
人気の施術である脂肪吸引の、痛みや仕事への影響についての紹介でした。
今の美容整形で痩身効果のあるものといえば、顔を小さく見せるリフトアップや、レーザー治療、注入系では脂肪溶解注射のBLNS注射などがあり、その方がダウンタイムも短く済み、脂肪吸引よりは料金も安く手軽に治療を受けることができます。
しかし、脂肪吸引は脂肪細胞ごと吸引してしまうため、リバウンドの心配も少なく、辛いダイエットを繰り返す必要もなくなります。
脂肪吸引は痛みを伴う施術ですし、人によっては仕事復帰までに時間がかかる方もいると思います。
しかし、長年コンプレックスに感じて、着たいファッションにもチャレンジできずにいるのなら、自分に自信をつけるためにも、脂肪吸引をすることをオススメします。
そういった自分への自信が仕事でも良い結果を生むことにつながると思います。
どうしても不安な場合はカウンセリングの予約の際に、ダウンタイムはどのくらいなのかをざっくり聞いてみることもオススメです。
ぜひ、参考にしていただけたら幸いです。